FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

こんなにも好きです。

それでもやっぱり、多少なりとも覚悟はしてきたつもりなんだ。
先が見えない状態が怖いことくらい知っていたけれど、でも、多分。
あまりに遠すぎる「先」なんて、むざむざ見ようとしなくてもいいんだと思う。
どうせどんなに目を凝らしても、どんな高性能な望遠鏡覗き込んでも見えないんだし?
それどころじゃない、「今」で精一杯、みたいな状態が、これで結構救いになったり。
…そう、だからいいんだ。

僕は、十分しあわせなんだ。
僕は、十分満たされてるんだ。
僕は、十分報われてるんだ。


そう言った僕に、君は、「まるで自分に言い聞かせるみたいに言うなよ」と笑った。
だけどね、考えてもみて。
人なんて、人の人生なんて、すべて思い込みだけでできてるようなものじゃないのか。
この目が映し、この手が触れ、この脳が判断することが、他の人たちと正しく同じかどうかなんて、どんなに科学が進んでも分からないじゃないか。
微妙な齟齬をなんとかごまかしてすり合わせる方法なら、僕ら人類が連綿と生きてきた歴史の中で発見され学習され工夫され、進歩してきた。
だから僕らは同じものを見ていると。同じものに触れていると。同じものだと判断していると「思える」。
そうして安心できるんだ。

なんだってそうだ。
しあわせだと思えば、それが他の人からしたらどんなに不幸せなことでも、しあわせだと言える。
胸を張って堂々と。心の奥底から本気で。
だから僕はいつだって自分に言い聞かせる。僕はしあわせなんだ。満たされてるんだ。報われてるんだ。これ以上何を望む?分不相応に、何を望むのか。
僕が振り撒いた善と悪。その両方は、巡り巡って結局自分に戻ってくる。それだけだ。
すべては自分の範囲内に収まる。
収まらないものなんて、自分に降りかかってなんてこない。
僕は、物語の主人公のように劇的な人生なんて送ってない。
…多分。

君は肩を揺らしてくつくつと笑った。「もう少し言葉を選べばいいのに」と。
器用だろうと不器用だろうと、それでも生きてるから何とかなるよ。
沢山の出来事はいつしか全て過去思い出になって、遠すぎて見えなかった何もかもはいつの間にか今になる。
平気だよ、何とかなるよ。と、いつだってゆったり構えていられるくらいの強い人になりたい。それだけなんだ。

言葉を選んで、言葉を探して。
確かに、自分や誰かを傷つけることがないようにするためには、上手に立ち回らないといけないこともたくさんあるけど。
完璧に誰も傷つけずにいられるなんて幻想、抱いてないけど。
それでも、できるだけ。ひとりでも多く。自分と、自分が大事だと思う人たちが、あんまり傷つかずにいてもらいたい、傷つけずにいたい。そう、…いつも思ってるよ。



(一旦停止)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。