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どうあっても答えは知れないらしい

意識しなかったらしなかったで無理やりにでもこの目に映ってくるくせに、あえて意識すればそれは意図も簡単にこの視界から失せた。

代わりに、3つの通り道を見た。
結局どのようなものでも思い通りになんてそうそういかないのだと言われた気がしたけれど、3種類もの通り道はそれぞれに輝き、結果だけ見ればそれなりの轍になるのだと知った。
3つの道は互いに両手を繋ぎ、中央に寄せた3つの顔がことあるごとに独特の密談を楽しんだ。
そうして感化しあいながらぐるぐると螺旋を描いて、上昇したのか下降したのか。

『あなたはどれを選択したい?』

もしも3通りしかないのだとすれば、多分私の理想は最後の道なのだろう。



不意に芽生えた悪戯心と好奇心で伸ばした指先に、それは意外と柔らかく、あたたかかったことにとても驚いた。
ゆわりと持ち上がったその隙間から僅かに見えるそれはどこまでもあまやかで魅惑的で、あとから罪悪感にとらわれるなんてちっとも考え付かなかった。
あの時、忘れて行ってしまった真珠色の粒は、いつか巡り巡ってこの手のひらに戻ってきてくれるのだろうか。
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