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乱暴なものたちの先に

乱暴な歓声の先に見えたのは、君の汗の光だけだった。

無理やり呼び出して喰らい尽くした君の血肉にも相当したそれらは、苦い味しかしなかったのに。
あの数十分間は、互いにとっての毒でしかないはずだった。
無駄にすらなってくれないものだ。
いつまでも体内に残って、じわじわと蝕んでいくんだ。

あぁ、頭痛がするよ。
耳鳴りも止まらない。

だけど君はきっと慣性と惰性の法則で歩くんだ。
立ち止まることすらできないできっとそのまま。
泳ぐことを止めたら死んでしまう回遊魚みたいに。

呼んでほしい愛しい名だけを叫び続けて。

君があんなに欲しがっていたあの場所は、そんなにいい所ではないよ。

風は吹かない。
雪も降らない。

所詮はただの、仮宿なんだと。
どうか気づいてください。
君の夢を壊すつもりはないけれど。

今日見上げた空の色だけは、忘れないでいたいと思った。
あの刹那だけ。

君の苦い味が蹲る。
役にも立たない耳の奥で。

待ちぼうけ待ちぼうけ。

きっとウサギは木の株に躓いて転んで死んでしまう。

ぼんやり待っていたら、君は転んで死んでしまうのだろうか。

いつか。
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