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戒め

あの時あの場所で息を殺して蹲っていたのは誰。
あの日あの闇をただ願っていたのは誰。
あの時あの場所で消えたいと嘆いたのは誰。
あの日あの光を恐れて逃げ出したのは誰。
あの時あの場所で笑ったのは誰。
あの日あの色を拒絶して泣き喚いたのは誰。

誰ですか。


あの時に戻れたら、どうしますか。
殴る?睨む?反論する?爪を立てる?
蹴り上げて叩きつけて、踏みにじって、見下してやる?
唾を吐きかけて、嘲笑う?

それはいつかできることでしょう。


あの日に戻れたら、どうしますか。
捕まえる?縋りつく?責める?凝視する?
掴んで掻き抱いて、拘束して、問い詰める?
目を閉じて、そばに居続ける?

それは一生できないことでしょう。


あの時君が欲したものはなんですか。
あの日彼が欲したものはなんですか。


ただ見紛うほどに眩くて、足掻いても足掻いても、結局手に入れられなかった全て。

ただ手に入れることを恐れるほどにそれは、望んでも望んでも、結局自分たちにとって残酷だった全て。


手を。

安らぎを。

温度を。

静寂を。

安心を。

言葉を。

愛を。

居場所を。

許しを。

痛みを。

紛れもなく確かな、「自分」を。


ただ大義名分もカケラもなく、
ただ拒否し続けるのは、

眠り。
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