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時折、緩やかさを信じてみる

規則と義務の間に、自由はあるということを。
目を閉じ耳を塞いでいたあの頃は、当然のように知らずにいた。
浮腫むような感覚の指先で触れたそれらは程遠く、ただそこにあって。

ただ、そこにあるだけだった。

同じように、一緒に生きていけると思っていた。
君も僕も、何も持ってなかったし、だけど同じものを持っていたから。
同じものを見て、同じものを感じて。
だけど僕らは手を離した。
このままでは、この指は擦り切れてしまうと思った。

何も信じられないと思っていた。
何でも信じられると思っていた。

それら相反するものを、矛盾と気づかずそのままにしていた。
欲しいものだけを手に入れて、いらないものは無視して。
それが許されるのは、君と手を繋いでいたあの時期だけだったのだと、今更気づいた。

あれから、君は大事なものを手に入れ、
僕は手ぶらのまんま。

どっちがいいかなんて、それは君と僕がそれぞれ決めること。
僕らは最初から、別々の人間だったのだから。
ただ少しだけ、似ていただけで。
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