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奇麗事

君は奇麗事だと思うだろう。
そうだね、奇麗事かもしれない。
ずっと、きっと一生信じられないものだろう。
後から後から降り落ち、君を全部。埋めてしまうほどの幸福で。
君が、窒息しそうなほどのぬくもりに包まれるといい。
痛みも悲しみも辛さも寂しさも苦しみも全部、埋めて。
君の目から隠れてくれればいい。
せめてと祈る僕を、君が許してくれればいい。

今まで僕は、沢山の祈りの言葉を紡いできた。
それはいつか君に届くだろうか。

痛む君が安らかでありますように。
嘆く君が眠りを貪れますように。
悲しむ君が穏やかになれますように。
苦しむ君が光をその身に受けますように。
求める君が満たされますように。
足掻く君が報われますように。
祈る君が救われますように。

僕の偽善が、君を傷つけませんように。

いつか、君は僕の願うようになるだろうか。
祈り続けて、僕はずっと。きっと一生、祈りの言葉を紡いでいく。
めくるめく幸福の中。
君だけが感じるぬくもりの中、君は。
君は、笑ってくれるのだろうか。

奇麗事を嫌う僕が紡ぎ続ける、奇麗事。
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