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違いなんて分からないよ

髪を伸ばし、それなりにと手入れをし続けるのは、決してその一房を掴んで引っ張られたいがためではない。
どんなに強く引っ張られたって、動かない時は動けないんだ僕だって。

迷うのは、まだその時がきていないから。

だって、時が満ちればこんなにもたやすくこの身は揺れる。
髪の一房掴まれなくたって、勝手に。
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ミニマム

小さく小さく身体を折りたたんで。
できる限り省スペースを心がけて。
息を殺す。
息を殺す。
息を殺す。

本気のかくれんぼをするみたいに、気配が近づくだに息を止める。
遠のいたらそっと解く。
それでも完全に弛緩することはない。

抱き込んだ膝小僧の上に額を乗せて。
押さえつけるような手のひらはじっとりと湿る。
足の指先も縮めて。
息を殺して。
息を殺して。
息を殺して。

見つからないように。

この既視感は共有できないはずなのに

知っている。

俺はこれを知っている。



口に出しそうになって、唇とその奥の前歯に僅か触れた薄いグラスに我に返った。
冷たい液体と氷の欠片が、グラスの中で、まるで俺の動揺を正しく映すようにして不安定に揺れる。
つい、かちりと噛んだ。

知っている。
俺はそれを知ってる。
だけど、どうせまた俺は誤る。
どうせまた見失うんだ。
それすら知っている。

だから、

…だから?

だから諦めるのか。また同じ過ちを繰り返すのか。そ知らぬふりをしてそのまま流されるがまま?
冗談じゃない。

だけど知っている。

俺はこれを知っている。

毎度毎度同じことの繰り返し。
誰かの手のひらの上にいるこの感じ。
ここから脱出しようと足掻いて足掻いて足掻いても、気づいたら足掻くことを忘れて生きてしまう。
前もそうだった。その前も。その前もその前もその前もその前も!





(一旦停止)

定義変更は叶うのか

沢山の制約の中に、自由というかたちないものが息づく。
多少窮屈な方が楽しいことに、子供の頃は気づかずにいた。
目の前に線路があるからこそ、そこから脱線しようとする力が湧く。

だから鎖を用意した。
だから約束をした。
だから、それらに爪を立てることができた。
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