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立ち塞がるのは、壁だけじゃない

僕らの間に立ち塞がるは、てっぺんがどこまで伸びているのかも分からないくらい高い高い、途方もなく高い壁だ。
それはとても頑丈で一寸の隙もなく、悲しいくらい分厚くどっしりと僕らの間に立ちはだかっているから、僕は壁の向こう側で君が一体どんな顔して壁にもたれ掛かって座り込んでいるのか分からないし、多分君も壁のこちら側で僕がどんな顔して突っ立っているか分からないのだと思う。

時々僕は壁を蹴る。
硬く握り締めたこぶしで必死になって殴り続ける日もあるけれど、壁はびくともしないから、どんなに張り詰めていたって僕も疲れてしまうのだ。
軽くつま先で蹴った壁はやっぱり何の変化も見せずに僕らの間にあって、いつかこれを壊す日がきたら、壁の向こう側の君に会うことができたら、僕は一体どんな顔して君に笑いかければいいのか分からなくなってしまう。
どんなにそれを望んでいたとしても、叶った途端途方に暮れるみたいに。

願いが叶うということは、それまで生きる糧になっていた支えがなくなるということだ。
それを絶望と呼ぶことはあながち間違いではないと僕は思う。
もちろん、願いが途中で潰えることの方が正しい意味だと知っているけれど。
それでも、願いが完全に。これ以上ないくらい完璧に叶ってしまうこともまた、途中で潰えることと同レベルの絶望だと僕は思うのだ。
僕はそんな取りとめもないことをつらつらと考えながら、こんな風に考えてしまうのは、きっと考える時間がありすぎるからだ。この壁がなくなってくれないからだと決め付けた。
そして、壁の向こうにいるだろう君もまた、取りとめもないことをつらつらと考えては時間を潰しているのだろうかと想像する。

嗚呼、僕の声はそれすらこの壁に阻まれ君に届かないのだろうか。
僕は試しに声を張り上げる。
だけど壁にぶつかり反射した僕の音声は空高くどこまでも飛んで行ってしまい、壁の向こう側まで届いているのか否か確認する術もない僕には心もとないばかりだった。

僕はもしかしたらこの壁が取り払われ、君と真正面から対峙することが怖いのかもしれない。
それはあまりに完璧な至上の絶望だからだ。
だけどそれでも届けたいものがあって、伝えたいことがあって、…僕は諦めることなんてできない。
僕は未だ、君の名すら呼べないのだから。

嗚呼、もう少しだろうか。あとどのくらいだろうか。
僕と君の間、これ以上ないくらいの至上の絶望がこの壁を打ち壊してしまう日が来るのは。
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削り削りながら

分厚い雲間から、細く輝く光の一筋。
僕はそれに手を伸ばす。
触れようと、伸ばす。

爪先立って、引き攣れるまで目一杯。
それでも届かないから、僕はこの身を削る。
触れるために邪魔なものを、削る。

例え削り滓の中に大切にしなくちゃいけないよと教えられたものが混ざっていたとしても。

頭上差すは一条の光。
僕はそれに手を伸ばす。

例えこの手に触れられないととっくの昔に経験し理解していたとしても。

途方もないなら忘れよう

ぐ、と喉に力を入れて、だけど完全に飲み下すことなんてできなかった。
なにが、とか、どうして、とか、そういうことが全く分からないのも相変わらずだったから、それならそれでまた忘れようと思った。

ぎゅうぎゅうに詰め込んで、今日もまたできなかったことを仕方なしに明日に回す。
なにを、とか、どうやって、とか、そういうことも相変わらず全く分からないから、それならそれでまた忘れては思い出せばいいと思った。

何を恐れるかと君は笑う。

刹那、表情が変化した。
刹那、身体が強張った。

たったそれだけで君は、急いで踵を返し走り逃げた。
それをあっけにとられたまま見送りながら、脱兎のごとく。とはまさにこのことだと思った。

ほんの少しの揺らぎすら、君は敏感に見抜いて身を翻す。
ぬくぬくとした毛布の隙間から。
ほかほかの陽だまりの最中から。

一度見限った場所に、君はもう二度と身を委ねたりしない。

「繊細なんだね」

僕は君の過敏な臆病さをもてあまし、少し困ってしまって笑顔を取り繕うも、

「何を恐れることがあるのか」

君はそんな僕を見下すような視線で鼻で笑った。
この次なんてないのだと、僕に言っているのだと分かった。
だけど僕はそうそうたやすく絶望なんてしない。
むしろ不可能だと決め付けられた「この次」をどのように手に入れてやろうかと思う。
君はそのままそう存在するだけで、僕の心の奥底を君だけで埋めていくのだと思う。

「君」はオレンジ色の毛皮がきらきらと光る、今まで見たどの猫より美しい猫だった。
毅然とした態度を崩さない、孤高の猫だった。
そんな、夢を見た。

裸足のままでも歩ける場所はどこ?

僕は、靴下もスニーカーも脱ぎ捨てて、足音を消したり息を殺したりしないで普通に歩ける場所を探していただけだ。
まるで怖いものなんて何もないみたいに堂々と胸を張っていると見せかけ、内心びくびくと周囲を伺いっぱなしだと疲れてしまう。
それも相当へとへとに、だ。
張り巡らせた神経はいつも過敏で、必要以上の情報をひっ捕まえては脳の中に容赦なく詰め込もうとするから、混乱してしまって大事なものを見逃す。
チャンネルを合わせるものと、弾くもの。スイッチを入れるものと、切るもの。
対象をきちんと分別しなければ。と思えば思うほど、「理想の大人」って遠いなぁなんて思ってなんだか笑えてくる。
僕は、ひやりと落ち着いた、穏やかな気持ちで丸まって眠れる場所を探しているだけだ。
裸足のままでも傷つかずに歩ける場所を。

ノン・ストップ

いつ息を吸ってるんだ、と内心どうでもいいツッコミを入れたくなるくらい、さっきから君は饒舌にあれこれ飽きもせずお喋りを続ける。
よくもまぁそんなに話すことがあるもんだ。
大概はどうでもいいことばかりなのだけれど、時々不意打ちで(俺にとって)ものすごく重要なことを、反してどうでもよさげに口にしたりするものだから、俺は右から左に適当に聞き流す、ということもできずに君の隣で深々と溜め息をつく。

君は饒舌に喋る。どうでもいいことも、(君にとって)ものすごく重要なことも全部。
思いついたものからどんどん話していくから、聞いてるこっちはいちいち丁寧に頭の中で君が喋った内容を組み立てなおして噛み砕かなければならない。
勘弁して欲しいと思う。これが結構大変なのだ。
君と対峙する折々そういうことをする癖がついてしまったせいで、いつの間にか俺は周囲の人間に「誰より君に詳しい人」に位置付けられてしまった。

俺にそんなに沢山話したって何にもなりやしないというのに。
そもそもなんで俺なんだ。
他にもっと真摯に話を聞いてくれる人間だっているだろうし、もっと的確な相槌を打ったり意見を述べてくれる人間だっているだろうに。

俺はうんざり半分、呆れ半分で君の声に耳を傾けっぱなし。
そしてそんな自分にもうんざり呆れ返る。
捨て置けばいいのに。
例え時々(俺にとって)重要なことを口にしているとしたって、(俺にとって)どうでもいいことの方が圧倒的に多いのだ。
大事なことと言ったって、多少抜かしてもまぁ大げさに言えば命に関わるわけでもない。
何を意地になってるんだか。俺も大人げないのかな。

…それにしても。俺はちらりと横目に君を見る。
君は実に楽しげに、一生懸命喋る。
君の話の区切りがいつつくか。それを見極めいい加減席を立つタイミングを探す俺の隣、君はノンストップで延々と。
話の腰を折る気力もない俺が、話の切れ目を見つけ出し席を立つのを…まるで恐れてでもいるように。

…恐れて?なんで。

「あ」

「あ?」

俺は思わず声を零した。
君は話の真っ只中。俺に話の腰を思い切りぼっきり折られたのに、怒るどころか弾かれるようにして何かを期待するような眼(キラキラうざい)で俺を真っ直ぐ射抜く。
何その若干前のめり。
俺は声を零し落としてしまったことをポーカーフェイスの内側で激しく後悔しながら、ぐぃと近づいた君と距離を取るため、顎と上体をこれでもかと引いた。
だけど君はそんな微々たる距離になんてめげない。

「あ?あ、ってなに。あ、ってなに」

そうは詰め寄られても、俺だって行き着いた思考とその衝撃の大きさについ零した自分の声のダブルパンチで相当動揺しているのだ。今君が期待しているような言葉のひとつも思い浮かばない。
ていうか一体俺にどうしろと。
どうしたら君はこちらに前のめった上体を元の位置に戻してくれるというのだ。
まずそこだろう、まず。

…殴り飛ばせばいいのか?

一瞬途方もないほど飛躍した自分の思考に自分でびっくりし、慌てて「暴力反対」などとくだらない言葉を繰り返すことでもって抑えつけながら、つい先刻行き着いてしまった考えに激しくなる一方の動悸。

「…あー……」

もう一声も零さないぞ、と決意すると同時に、決意はいとも簡単に溜め息じみた声に破られた。
なんだよその脱力溜め息。君が不満そうに唇を尖らせるけれど、俺はそれどころではない。

君が喋ることならなんでも。
君が、俺を引きとめようと必死になっているならそれで。

…とか、ありえないし。

ふつりと途切れた君の饒舌なお喋りは、その勢いだけを俺の思考にバトンタッチしてしまったかのよう。
「ノンストップ」なのは、お喋りに始まったことではなかった。
俺も、君も。

「あぁそういうこと…」

俺はへなへなとテーブルに突っ伏した。

「なんだよ、だから自分ひとりで納得するなよ」

君が不満げに、だけど前のめっていた姿勢を元に戻した気配。
俺はそれをきちんと把握している自分の神経を、今まで生きてきた中で一番疑った。

“彼”に関する考察レポート2

彼について?
いや、別に俺に言えることなんて何もないと思うけど。
だって俺とあいつどのくらい歳離れてると思ってんだよ。俺の息子だって言っても特に問題ないくらい離れてんだよ?
若い。若いさ。とにかく若いっていう印象。
だけどそうだな、その若さに完全に甘え切ってはいないな。
日本って国は、妙にロリコンショタコン大国なんだな。昭和の初期なんてまださすがに俺も生まれちゃいないが、あの当時だと嫁に行くのも十代前半だろ?二十歳超えたら行き遅れだ。早いよなぁ。
そういう意識がどこかで残ってるせいか、若い内はどうもなんでも許されやすい。ちょっとした失敗や間違い、頭の悪さも総括して。
それに無意識甘えるのが若さだ。それもいい。
俺も若い奴ら色々見てきたしな。
時々、そのキャラは二十歳までだろ。って言いたいくらいの奴もいたけど。
自惚れが多いんだよ。今までろくに怒鳴られてこなかったんだろ。あたたかい繭の中に守られて、褒められて、大事に大事にされて育ってきたんだから。それも仕方ないかな。そういう時代だし。
柔軟とかそういうのじゃない。ただ、そういう簡素で無茶な言い訳で自分を無理やりにでも納得させないと俺みたいな仕事は続かないんだよ。
どうしたって若いの相手にすることが多いからな。教育係りってやつ?迷惑な話だよなぁ。いつの間にそういうことになったんだろう。それも慣れだけど。
そのせいか色んな若者が怒鳴られて走らされて痛い目にあって、長かった鼻っ柱へし折られる瞬間もたくさん見てきたさ。
俺?俺は別に?いやいや嘘じゃないって。俺はそんなに優しくないし。
だってそうだろ、叱るって体力いるし、よほどそいつのこと育ててやりたい、伸ばしてやりたい、悪いところを直してやりたい、って思わなきゃできないことじゃないか。
遠巻きに可愛いね綺麗だねいい子だねって褒めて放置しとくことほど楽なことはないさ。
けど、あいつはたっぷり甘やかされてるだろうに妙に冷めた目してたな。あの年頃の若者にしては比較的繭に耽溺しきってない感じだった。
若さという免罪符にはそう長くはない寿命があることをちゃんと知ってる感じ。
若さに甘んじなければならないところは甘んじてたけどな。ちゃんと。
多分、賢い部類なんだろ。勉強うんぬんではなく、したたかに生き抜いていく上で。
俺はあいつのそういうところは好きだよ。

時々あいつは無邪気さを装って大はしゃぎに俺を巻き込もうとしてきた。
もちろん俺だって完璧な大人でもないし、どっちかって言うと大人になりきれてないおっさんだからな、乗る時もあるさ。
乗るとな、あいつ。それはそれは嬉しそうに笑うんだ。どこか冷めた目で俺の目を覗き込んで何かを確認して。だけど次の瞬間本当に嬉しそうに。あれだ、限界まで膨れ上がった花の蕾がぶわっと開く感じ。詩人だって?年寄りからかうんじゃねぇよ。
行きましょう。っつって俺の手を掴むんだ。ぐいぐい引っ張る。結構強引なところがあるんだよな。
だけど俺が忙しい時、手が離せないとか、意識がまるまるそっちに行ってる時はすぐに気づいて、ふ、と手を離す。
その放し方がもう本当にあっさりしたもんなんだ。ついさっきまでの強引さも無邪気さも全部嘘だったみたいに。幻だったみたいに。ふ、っとさ。
その瞬間、あぁこいつには分かってしまうんだな、と思う。
見極めちまうんだ。俺はそのたびガキのくせして妙に擦れてるなこいつ。と思う。思って、なんか妙に後悔に似た苦みを口の中に感じる。若い内はそのまま空気なんて読めずに突っ走ればいいのにと言いそうになる。
言ったところで多分、何言ってるんですか。っつって笑われるだけなんだろうがな。

あいつの目は何でも写してしまう鏡みたいなもんだと思う。
だけど全てを正しく左右逆に写すんじゃなくて、時々さ、…なんていうかな、ミラーハウスとかちょっとしょぼいお化け屋敷とかにあるさ、歪んで映る鏡あるだろ。妙に手足が長くなったり、短くなったり。変な顔になったりするあれ。あれみたいにさ、完璧には行かないんだけど、酷く核心に近い、だけど何か圧倒的に遠い、映るもの全て写してしまう鏡みたいだ。
綺麗な目ぇしてるぜ。若さに溢れたきらきらした目。好奇心とか向上心とか野心とか、そういうの全部内包した目。
赤ん坊ほど底なしに透き通ってないんだけど、まだ大人ほど汚れてもない。
正直俺は最初あの目が苦手だった。だってあまりに真っ直ぐ俺の目を覗き込んでくるんだから。勘弁してくれよと思ってさ。
だけどあのこげ茶色というか栗色というか、真っ黒ではない黒目の中央に俺のさ、大人ぶったちょっと困った顔が映ってるの見るとさ、なんか笑えてくるんだよな。
なんかおっかしくて。
なんか滑稽で。全部馬鹿馬鹿しくて。
そう思わせる何かがあるんだろうな、あいつには。

あいつを「彼」と呼ぶのはなんだか妙な感じがするが、一緒に仕事している間は「彼」でも良かったかもしれない。
仕事に向き合う姿勢だけは一人前以上だったんじゃないかな。あれで結構根性あるぜ、あいつ。
その気持ちの強さに関しては、俺はあいつを高く評価してる。偉そうに言えばな。
もちろんまだまだ足りないものもあった。
でもそれは俺にだって言えることだ。一生勉強。って本当だな。完全とか完璧とか、人間には当てはまらない。どんなに凄くなったってな。
俺は今の職場ではまずまずいい位置にいるけど、今でも知らないことが多いし、日々発見、反省、勉強の繰り返しだ。
あいつに気づかされたことももちろん沢山ある。あいつはどうも俺を「完璧な仕事人間」とか思ってるみたいだけど、俺もまだまだだ。
あいつのひたむきさだとか、そういうの。忘れたつもりないけど、時々思い出すことで忘れてたことに気づく。はっとする。
若者の文化だとか流行だとかももちろんな。
そういう意味では、若者の教育係りも悪くないかもしれない。うん、それはあいつが思わせてくれた。ありがたいことだ。
これから先、あいつが巣立っても、俺はまた別の若者相手に頑張れる気がする。そいつがどんなに使えない天狗野郎であってもな。

あいつとは今でも時々メールとかするぜ?
俺にメールとか似合わないとか言うなよ。俺だって携帯メールくらいするって。写真添付したりさ。
仕事の話ばっかりだけどな。だって他に何話せって言うんだよ。それでもあいつが喜ぶんだからいいじゃないか。
一緒に仕事した証みたいで嬉しいらしいぜ。まだ時間もそう経ってないし、昔話になりきってもいないからな。
俺もあいつに気に入られたらしい。誇らしいことだと思ってる。
いつかあいつの中で俺と仕事した時間が完全に過去の話になったとしてもだ、そういう事実は消えないだろ。記録も残ったし、記憶も残った。
それで俺は十分だ。
やりがい感じる瞬間かもしれない。

あいつのこと好きかって?
あぁ好きだな。なんか、今まで相手してきた奴の中でも結構気に入ってる。
また一緒に仕事できないかなーと思わなくもない。大変だったけど、やっぱりそれなりに楽しかったし。
けどま、それは難しいことだよな。あいつはこれから俺とは違う現場で。最前線で頑張ってもらわないと。
ここに引き戻すなんて俺にはできねぇよ。あいつの人生だ。俺が茶々入れるわけにはいかない。あいつが望んでくるならいいけど、俺は手出ししない。
だってあいつの人生、俺が揺さぶるわけにはいかないじゃないか。俺はいい歳こいたおっさんだ。あいつは若い。責任の一旦担うみたいで怖いしさ。何より面倒だ。
俺は荷物は少ない方がいいと思ってる人間だからな。大事なもん沢山抱えてたら敏捷に動き回れないだろ。俺の仕事は身軽さにかかってんだ。少なくとも俺はそう思ってる。
このまま一生会えないとしても、間接的にでもあいつが頑張ってるのが分かればいい。
俺は俺だし。あいつはあいつだ。

彼について?
いやだから、俺に言えることなんてないって。
ただ、若い。ひたすら若い。俺がもう持ってないものをまだしっかとあの華奢で汚れてない手に握ってやがる。
俺は時々それが無性に羨ましい。

なんだろうな、別にそういう意味じゃないんだが、時々無性にあいつに捕まってみたくなる。
鬼ごっこの鬼に捕まるみたいに。
あいつは多分きっと、俺を捕まえようと真っ先にこちらに来る。
どこか冷めた目して俺の目を覗き込んで何か…俺にも分からない何かを確認した後、花のように笑ってさ。俺を捕まえてしまうんじゃないだろうか。その後、だけど鬼を俺に押し付けたりせずまたそっと手を離してな、笑うんじゃないかって。
そう、彼は多分、そんな人。
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